電気のこれからを考える「場」

クロースアップ

一歩先を行く総合エネルギー企業を
目指した技術開発

今回のクローズアップでは、技術開発本部を構成する3つの研究所における研究開発の最新事例を紹介する。

中部電力の技術研究開発体制

技術研究開発体制と研究内容

電力の安定供給のための研究を行う 電力技術研究所

現場業務支援

送電部門では、巡視・工事・緊急対応などの現場業務があり、特に電気故障や災害時には、迅速・正確な情報伝達が要求される。現場作業では、設備情報や作業手順などの資料を確認する機会は多いが、すべての資料を持ち運びするのは現実的ではない。
そこで、スマートグラスなどのウェアラブル端末を装着することで、ハンズフリーな操作で映像や音声を事務所に伝達し、現場の状況を共有する。また、必要な情報を端末に表示させることで現場業務の支援を行う。

ウェアラブル端末に期待される技術

エネルギーの効率的な利用技術の研究を行う エネルギー応用研究所

E&G ハイブリッド式過熱水蒸気発生器

沸点を超えた200~400℃程度の高温の水蒸気「過熱水蒸気」を製造する工場用の過熱水蒸気発生器。金属・非金属の熱加工や、工場用オーブンなどで、利用が拡大している。
従来型は、電気式かガス式のどちらかであったが、東京ガス様・直本工業様と共同で、電気とガスの双方の特長を活かした「ハイブリッド式」を開発した。

E&G ハイブリッド式過熱水蒸気発生器

原子力のさらなる安全性向上・運営改善のための研究を行う 原子力安全技術研究所

津波監視システムの開発

津波発生時における緊急時対応や、迅速な点検・復旧計画の立案に役立てるため、「津波監視システム」の開発に取り組んでいる。沖合の潮位や流速をリアルタイムで常時監視し、浜岡原子力発電所における津波到達時刻や高さ、収束時間を予測する。
試作システムは、2016年度に構築しており、今後は、海洋レーダデータの利用や予測手法に改良を加え、実用化に向け高度化・高精度化を図っていく。

津波監視システムで用いる多様な観測技術

津波監視システムでは、国などの機関からリアルタイムで観測データを受信することに加え、浜岡原子力発電所に設置した観測機器で独自にデータを取得し、津波の監視や予測を行う。

浜岡原子力発電所で観測
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